一発当たった時が凄まじいと思われますが…

…通常時、当たる気がなかなか起こらないのでは？

分類上は間違いなくMAX以上です。

時々、連チャン機時代の自社マシンをアレンジして発表する傾向がありますが…スペックが正直ユーザーにとって厳しくないですか？
もしミドルのCR南国育ちと同じつもりで出しているならば２番煎じの感が否めないです。
かつ、この演出内容でユーザーが納得するのかどうか微妙ですね。

…だから柳の下に何匹もドジョウはいないって思ってたのですが…

たしかに現在のところ、この機種単体で見れば悪くないことは認めます。
しかしながらハッキリ言って設置台数が過多ぎみな気がします。
設置台数が少ないST15のほうが成績がスゴく良いように思えるのですが…。

設置台数少ないですが…

稼動成績…実はかなりスゴくないですか？

ユーザーにとってスペックがアツかったのでしょうね、おそらく…。

いい意味でSANKYOっぽくない感触です。
他の機種と比べたら、王道で無難なST機なのですが、
これならば短時間遊技で納得できる射幸性を求めて打てると思います。
ST突入率が100％じゃなく95％なのですが、そんなに気にならなかったですね。
年末年始、きちんと相応の仕事をしてくれそうです。

しかし…ずいぶん古いモチーフをよく取り上げますねぇ…

不思議と稼動貢献度が高い気がします。
（あくまでバラエティなのですが）
まあ、単に自粛期間で入替が無かっただけの恩恵かもしれませんが。

粗利貢献度は予想通りの高さです。
おそらく最初から粗利重視で使用するところが多かったと思いますが、
不思議な高稼動も手伝って、
もしかしたらその粗利はヴァンヘル超えているかもしれません…。

無難すぎて逆に地味だったのかもしれません。
おそらく、水戸黄門２が大きな結果だけにこの機種に対する期待が大きくなってしまい、その期待に対しての結果が普通みたいな感じだったので、地味に感じてしまうのでしょう。
それでも、導入を見送って既存の撤去対象機を多く抱え込んで自粛期間を乗り越えられたかどうか？と言われると、非常に苦戦したと思います。（検定の関係上、導入できなかった県には申し訳ないですが・・・）
自粛期間において、ちゃんと相応の仕事をしてくれたという意味での評価です。

ただ、今後はどうなるか？と言われたら、年末のMAX目白押しに持っていかれるでしょう。
年末のMAXは継続率が高い傾向があるので、いくら大当り１回の獲得出玉が多くても継続率が低いものは打つ際の懸念材料になりがちです。
京楽さんも年末用新機種を発表するでしょうから、需要を見いだすなら価格が下げ止まったところを見計らって１円低貸で未導入店に検討する程度でいいのではないかと思います。
中古ならば内規変更後のスペックしか導入できなくなる年明け以降も導入できますから。

同タイプの逃亡者おりん以上に遊び台です。
導入するならば、あくまでユーザーの反応を試験的に見る意味でバラだと思います。

もっとも売上や利益重視するホールにとっては苛立つことでしょう。
クギの微調整が非常にやりにくそうです。

この先こういったタイプのパチンコを作るのであれば、
いっそのこと、確変も時短もナシにして、演出時間も非常に短くしてしまい、パチスロみたく作ってみては？
（支持されるかどうかは別だけど）

実際に打ちましたが…
本当の意味で遊べる台だと思います。
オール10とまではいかないですが。
１円で低交換率の店に導入すると、2000円もあれば丸一日遊べそうな感覚さえ起こります。

ただ現在のパチンコ市場において、
この遊び感を支持する人は、ごく少数だと思われます。
将来的にその支持する人が増えていけば短時間で資金が失われてしまうのがイヤで離れていったユーザーがもう一度遊んでくれるきっかけのスペックになるかもしれません。

ただ、設置する際には他機種以上に釘曲げゴトが起こらないように気をつけなければならないと思います。
（ちょっとのプラス調整への曲げが命取りになってしまいますから。）

導入するならば、あくまで試しに…という意味でバラ１台とかです。

エコだけは評価できますが、
台として純粋に見るとウケにくいですね。
自分にいわせりゃ、ガメラZSのRTを無限から30Gにしただけです。
性能が高くないRTなのにリプパンハズシが必要なのは厳しいと思いますよ。
せめて１月ならばバラ１台とか検討できたかもしれませんが・・・。