お○き合いといったような背景の事情は無視して、
純粋に台としての評価は、個人的にST８回転は、
ST中の確率がやや低いが期待は持てると思う。
ミドル以上の人気がイマイチだった機種において
単にミドルスペックのミニチュアという仕様だと甘デジでも危険だが、
そうじゃない時点でまだ良し。
甘デジなら、この演出も活きると思う。
バラだったら、そこそこ期待できるんじゃないのかな？

打っていないのでなんとも…だが、
スペック自体はこのメーカーなりに創意工夫をしていると思う。
そしてヒット機の実績データをもとにして、特徴にしていきたい方向性もわかる。
…だが、演出内容＆キャラがそれらを大きく相殺してしまっている。
美麗イズムを謳い文句にしているのならば、
実写は無くても２Ｄアニメキャラもしくは３ＤＣＧのキャラで萌え演出をふんだんに使った内容にすれば、少なくともその手のマニアにはウケたと思われるだけに惜しい。
前評価が低くて、実際に導入すると意外なる高実績を誇ったスーパーマジカルセブンがあるが、残念ながらそれにはならないだろう。

感触としては、他機種と比較するとどうしても地味に感じる。
要は地味に感じすぎて、新台告知しているうちはなんとか新台狙いの人が目にしてくれるのだが、
その新台告知を無くした瞬間、あまりにも地味すぎて存在感が無い。
スペック的に独自の特徴があるのなら、ホールとしてもイベントなどで販促に力を注げるのだが…それも普通すぎて販促させるだけの価値を感じない。
時短中の演出モードが３つあるのだが、コミックモードなんて時短中に単にデジタルコミックを自分で読み進めるだけ…みたいな感じでパチンコ本来の楽しみ方とは大きく違っている。
演出内容はどちらかというと甘デジならまだなんとか…っていう感じ。
以上のことを踏まえて考えると…手を出すことは無いと思う。

ミドルと比較するとまだマシそうだが…
中古遊技機に対する新体制になって、中古導入が今までよりも遅くなることを考慮すると新台で購入したほうが効果がある…という考え方もあるけど、
個人的にはそれを加味しても打ちたい気持ちになれなかったですね。

演出内容などを見たら、以前のものと比べて変化しているとは思うんだが、
正直、なんか飽きてきた…というのが率直な感想。
ライトミドル機が後に登場したら考慮したいが、
MAXスペックは…粗利益確保という方針ならともかく長期的に支持されるか？…といわれると、初代パトラッシュの検定切れ対策を考慮しても…
残念ながらそう長くは持つまい。

いい意味で平均的です。

もっとも、同時期に発売されたパチンコの中では、まだ良いという意味ですが…。

次回の強力な機種が出るまでの繋ぎになっていけばいいと思います。

もっとも、その強力な機種が出るという時期がすぐそこまで来ているんだが・・・。

試打感はまずまず。
ボーナス+ART機で、感触としてはRBの無いエウレカっていうところ。
過去の平和製ART機と比べると、非常に穏やかな出玉曲線となり、
5000枚なんてめったに出ないと思う。
出玉性能に関して総じて言うと、良く言えば非常にバランスが取れている。
ただ、液晶演出に関して言えば、せっかくのモチーフを出し惜しみしている感が強く、もう少し作りこむべきじゃなかったかなぁ。

中期的につなぎになってくれれば…という感じ。
ハマリはキツいのに出にくいART主体機と比べたら、まだ追いかけて打ってくれる要素はある。

とどのつまり、導入しても薬にはなるが毒にはならないだろう。

打ってはないですが、
ハネモノというより、以前に登場したホー助くんみたいな権利モノか？
かつての権利モノを思わせるアナログなゲーム性は、
現在のデジタル化中心となったパチンコにおいては、逆に新鮮に感じるかも。
こういった台は個人的に好きだが、
ゴトられる懸念から、現状として見送るホールが多いのではないかと。

設置している店では、アピール度が低いため
既に登場してからかなりの経過となる、
1/99タイプと混同してしまい、
今更…といった感じになってしまっているのが主な原因と思われますが、
どちらにせよ、いまひとつです。

最初からこのスペックで販売しておけば、
違った結果が生まれていたと思われるだけに惜しいと思う。


このメーカーのスペックに対する戦略が、何か間違っている気がする。
仕事人の甘デジといい、あしたのジョーといい…
独自のこだわりが強すぎて
ユーザーのニーズを読みきれなかった失敗によるものと思われるが、
…まさか、わざとじゃないでしょうね？